商店街を賑わいの場所に

常楽市

常楽市

法隆寺門前「東栄会」主催のまちあるき型マーケット 

◆まちの課題
・地の利を生かせていない(法隆寺から50mの立地)
・地域住民の高齢化
・空き家・空き地の増加
・商店数の激減

◆取り組み
 世界文化遺産「法隆寺」に最も近い商店街「東栄会」の活性化を目標に、東栄会活性化プロジェクトを立ち上げ、商店街のメンバーや地域の方々、奈良県立大学麻生ゼミの学生と一緒に、空き地や空き家を活用したまちあるき型マーケットイベント「常楽市」を開催しました。
「常楽市」とは、江戸時代末期まで現在の東栄会エリアに存在していたとされる「常楽寺」の門前市であり、その市を復活することで地域を盛り上げたいという想いから2013年にイベントをスタートさせました。

◆成果
 初年度となる2013年度は、雑貨や飲食、エステやネイルなど約60店舗が出店し、約2000人を超える来場者でにぎわいました。2回目の開催となる2014年度は、初の試みとして屋外にメインステージを設け、和太鼓やダンスなどのイベントを実施し、約3000人を超える来場者にお越し頂きました。
 地元の方からは「この場所に活気が戻ったのは数十年ぶりのこと。毎年続けてほしい」とのお声を頂きました。

◆今後に向けて
 常楽市を定期的に開催し、まずは出店者に商売する楽しさを感じて頂きたいと思っています。定期的に開催することで「にぎわいの場」が生まれ、空き家・空き地の有効利用、雇用の創出に繋がっていくことを目指しています。

イベント名称 常楽市 ~ikaruga~
主催 東栄会
開催日時 2014年11月23日(日・祝)10:00~16:00
開催エリア 斑鳩町法隆寺南大門 東側周辺
出店舗数 約60店舗